
昔のモダンからお馴染みアーキタイプとして存在する最強クラスの1マナコモンクリーチャー《秘密を掘り下げる者》を使用するデッキ【デルバー】下環境で幅広い層に人気なカードですね。
その中でも人気なのが赤青であるイゼットカラーで構築された【赤青デルバー】または【イゼットデルバー】はとても人気のあるアーキタイプです。
モダンホライゾン2から得たカードによって大幅に変化した【イゼットデルバー】について触れていこうと思います。
ここしばらくは鳴りを潜めていましたが再び注目のアーキタイプとなり得るかもしれませんね。
バリューの高いクリーチャーを大量搭載
土地(17) 2《焦熱島嶼域》 2《島》 2《霧深い雨林》 4《沸騰する小湖》 4《尖塔断の運河》 3《蒸気孔》 | 呪文(28) 4《表現の反復》 4《血清の幻視》 4《対抗呪文》 4《稲妻》 4《思考掃き》 3《邪悪な熱気》 4《ミシュラのガラクタ》 1《タール火》 |
クリーチャー(15) 4《秘密を掘り下げる者》 4《ドラゴンの怒りの媒介者》 4《濁浪の執政》 3《敏捷なこそ泥、ラガバン》 | サイドボード(15) 2《削剥》 1《霊気の疾風》 2《高山の月》 1《払拭》 2《仕組まれた爆薬》 2《否定の力》 1《ハーキルの召還術》 2《呪文貫き》 2《緻密》 |
昔に比べると随分メンツが変わりました、特に《瞬唱の魔道士》が不採用になっているのが特徴的というか衝撃的ですねぇ。しかしながらクリーチャーは確実に太くなっているのでビートダウン能力はかなり向上していると言えるでしょう。

1マナクリーチャーの層として出てきたら必ず倒さねばならないカード「ラガバン」に加えて昂揚により3/3飛行とり赤いデルバーとも言われている《ドラゴンの怒りの媒介者》が搭載されています。
1マナクリーチャーだけでパワーが3・3・2となり得るカード達が採用されているのでそれらによる序盤からのクロックはとてつもないスピードです。

そして《濁浪の執政》探査を持ちインスタント・ソーサリー数を参照してカウンターが乗って登場するこのカードはフィニッシャーとして充分ですね。軽量呪文を連打するデッキかつ《思考掃き》が更にそれを支えてくれます。昂揚と探査、両方取りを実現する欲張りプランが無理なく達成されています。
このドラゴン上手く扱えるデッキは限られるかもですが、相当強い事書いてますね。探査というキーワードを持ちながらも強力な能力を充てがわれていますね。
昂揚を上手く扱うスペル・《思考掃き》を上手に使う・そして《対抗呪文》

他にも《邪悪な熱気》というクリーチャー・PW限定ですが昂揚で1マナで6点ダメージと《ワームとぐろエンジン》をも焼ける(分裂はしちゃいますが)火力を搭載。コモンで見落としてましたがコレ強いですね。集めておこう。
昂揚を後押しする為に部族インスタントの《タール火》やアーティファクトの《ミシュラのガラクタ》が採用されています。《思考掃き》でガシガシ落ちると昂揚達成が早まりますな。
【赤青果敢】でもお馴染みの《表現の反復》の登場も大きいですねぇ。実質2ドローになってくれる非常に心強いアド源。私も【赤青果敢】で使いましたがやっぱり強いです。
そして《対抗呪文》以前の型は《差し戻し》や《呪文嵌め》などが採用されていましたが、モダンの多様化によってそれらより確定打ち消しの大定番がモダンリーガルになったので飛びつかない理由がありませんね。
バランスの良いサイドボード
サイドボードからはピッチスペルである《緻密》や《否定の力》が搭載され、アド損してでも打ち消したいカードがあるデッキを睨んでいます。
《ハーキルの召還術》や《削剥》といったアーティファクト対策、トロンなどの土地対策に《高山の月》と非常にバランスの取れたサイドボードも相手を選ばず戦えるオールラウンダーに仕上がっています。
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