
今期のスタンダードで成立するかどうかまでは怪しかった《秘密を掘り下げる者》を採用したデッキですが、無事成立しトップメタとまではいきませんがある程度の結果を残しています。
デルバーは使ってて面白いですしねぇ。予算も低めで組めるので「真紅の契り」までゆったりと遊ぶのも一興かと思われます。
やはり基本はクロックパーミッションなテンポ重視なデッキ
土地(23) 10《冠雪の島》 8《冠雪の山》 1《不詳の安息地》 4《河川滑りの小道》 | 呪文(21) 4《火遊び》 4《霜噛み》 4《表現の反復》 4《考慮》 2《多元宇宙の警告》 3《襲来の予測》 |
クリーチャー(16) 4《秘密を掘り下げる者》 4《マグマの媒介者》 4《隆盛するスピリット》 4《熱錬金術師》 | サイドボード(15) 2《バーニング・ハンズ》 2《消えゆく希望》 2《否認》 2《軽蔑的な一撃》 2《轟く叱責》 2《弱者粉砕》 1《才能の試験》 2《安堵の火葬》 |

クリーチャーの構成は軽量ですが《マグマの媒介者》や《隆盛するスピリット》といったパンプアップ&育成により強化されるカードが採用されています。

また《熱錬金術師》もスペルが多めなこのデッキでは侮れないダメージソースとなってくれますね。以前のスタンダードでも結果を出した優良クリーチャーです。
火力呪文からは《火遊び》《霜噛み》といった1マナ火力呪文と《考慮》《表現の反復》といったリソース関連のカードが採用されています。

《多元宇宙の警告》や《襲来の予測》といった予顕カードによりテンポを維持しつつドロー&打ち消しを構えていくスタイル。
現在のZNR-MIDのカードプールで全く無駄の無い美しい構成になっているというのが個人的印象。見ていて非常に気持ちいいリストです。

サイドボードからは《バーニング・ハンズ》で緑系のデッキを意識《消えゆく希望》で《レンと七番》などのトークンを排除しつつ占術をしてデルバーの変身を助ける事もできますな。
《否認》と《軽蔑的な一撃》は《アールンドの天啓》を使用するコントロールデッキに対抗する手段となってくれます。
安心の4点火力の《轟く叱責》やルーティングと3点火力のモードを持つ《安堵の火葬》で対クリーチャー面もガッチリ見ています。
今はどうしてもプールが狭いのでサイドの目的をハッキリさす事ができますねぇ、来月にはもう「真紅の契り」が出ちゃいますが(汗)
でもまぁ短い期間だからこそ楽しんでナンボです。デルバーデッキも強化できるカードが収録されるといいなぁ。
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