更新サボり気味ですがMTGに対するモチベはグングン上昇中。
今回は『モダンホライゾン2』から禁止カード予想で上位に来るであろうカード《ウルザの物語》について。
軽い解説と禁止論についてです、私も先日4枚揃えて【ハンマータイム】を組んだので震える側になりました。
《夢の巣のルールス》禁止で主な採用先がパワーダウン

禁止論が一番盛んだったのは《夢の巣のルールス》が禁止される前ですね。
その頃は【ジャンドサーガ】【ハンマータイム】が現在よりメタゲームの高い位置に存在しておりました。
しかし2022年3月7日の禁止改訂にて《夢の巣のルールス》が禁止カードに指定されました。
これにより上述した2つのアーキタイプは相対的にパワーダウンする形となりました。
このカードの弱点はエンチャントであるが故に「エンチャント破壊」で除去する事ができる点と「英雄譚」である事により《血染めの月》が出るだけで墓地へ送られる所でしょうか。
この辺りの対策札の多さがあるから禁止はされないだろうと踏む人も居ます。
それでも強い事に変わりはない

しかしそれでも《ウルザの物語》のカードパワーに変わりはありません。
様々な0か1マナの無色アーティファクトに対してシルバーバレット戦略(回答札をデッキから直接持ってくる事)が取れます。
またサイドボーディングによって投入した対策アーティファクト《真髄の針》や《墓掘りの檻》etcを持ってくる事ができサイド後もかなり有利な試合へ持っていく事ができます。
墓地対策として《魂標のランタン》や2点のバーンダメージを飛ばす《黄鉄の呪文爆弾》に呪禁や破壊不能を引き剥がす《影槍》をピン刺し採用でもある程度安定して調達する事ができます。
【ハンマータイム】ではアーティファクトデッキの流れを汲むので《メムナイト》や《羽ばたき飛行機械》といったクリーチャーを場に出す事もできます。
そしてデッキ名にもなっている《巨像の鎚》も対応しています。《シガルダの助け》があれば場に出れば装備能力が誘発するので相性の良さは計り知れません。
これらを行う過程でトークンも出すことができるなんて…アーティファクトに寄せた構築だとサイズも大きいです。
プールが増えればドンドン強化されるのが危険シグナル

そして《ウルザの物語》のカードパワーは現在が最高潮ではありません。
今後軽量アーティファクトが登場する度に強くなっていきます、「ニューカペナの街角」では《ジアーダの贈り物、ラクシオール》が話題になっていますね。
《献身のドルイド》との無限コンボやPWを採用軸での活躍が見込まれています。(実際モダン以下環境で使われるかは未知数)
こういった風に新しいカードの登場の影響を大きく受けるカードですね、軽量アーティファクトのサイクルカードなどが来れば更に選択肢が増えるかもしれません。
先述した様にエンチャントでもあるので対策は豊富にあり《ウルザの物語》も3章が誘発するまではタイムラグもあります。
そして今後《ウルザの物語》を伸ばすカードも来ればメタる様なカードの登場もあるかもしれませんね。
その為、今は禁止されないラインだとしてもプールが増えていく今後は分からないですよねってのが正直な感想です。
今のモダンだと《ウルザの物語》を禁止にするのであればモダホラ2から他にも続々と禁止が出るような感じになっている気がします。
禁止後大幅に値崩れする?
最後にもしモダンにて《ウルザの物語》が禁止された場合について。
そこで気にかかるのがやはりカードプライス的にお値段の話ですよね。
現在大人気フォーマットであるEDHで使えるならそこまで落ちなさそうな気配も感じたりしています。またレガシーで禁止されなければある程度の需要がありそうです。
《オパールのモックス》もモダンで禁止された時に5000円弱まで落ちましたが現在では9000円くらいまで持ち直していますしね。
そうなる事を考えるとモダンで禁止になってもある程度ダメージは少ない可能性もありますな。
私はモダンで禁止になったら余りをEDH仲間とのトレードの種にします。
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