MTGの2023/8/7日の「禁止改訂」が発表されました。
プレイヤーの焦点は《オークの弓使い》《一つの指輪》に当たっていましたが、それらはノータッチとの結果になりましたね。
禁止カード無しでモダン・レガシーでそれぞれ1枚ずつの解禁となりました。
ソース・声明文「マジック公式サイト」
モダンで《定業》の解禁

モダンでは《定業》の解禁、公式声明では禁止理由は《欠片の双子》や【ストーム】といったデッキの抑止の為に禁止されていたカードでしたが現在のモダンではゲームの「双方向性」を高め、青いフェアデッキを強化する、そしてシェアを落としている【イゼットマークタイド】に何かを返そうとの事です。
しかし《オークの弓使い》の採用率が高い現在ドローソースの解禁はどうなるでしょうかね?【イゼットマークタイド】としてはインスタントで墓地も肥やせる《考慮》がありますからねぇ。
墓地のソーサリーカウントを増やせ、昂揚達成のハードルは下がりますが、そこには《ロリアンの発見》という選択が現在ではあります。
しかしフェアな青いデッキの強化には勿論役立つかと思います。
レガシーで《精神の願望》が解禁

レガシーで《精神の願望》通称「デザイア」が解禁、テキスト通りストームを持ったデッキトップ踏み倒しスペル。
公式声明文では、このカードの禁止から20年カードプールは大きく変化しています、その中から新しいカードと強さを得る為に解禁との事です。
《オークの弓使い》が強力なレガシーですが《精神の願望》を咎めるであろうデッキは過小評価されていたアーキタイプが活躍する余地を残しながら適応しているとの事。
この先の適応を注視するが、現在何かを禁止にする考えは無いとの事。ホントにぃ?
公式声明文の疑問点

ここから完全に僕の感想文です。
ちょっと声明文からうーん?ってなったところについて。
《オークの弓使い》はモダンでラクドス想起以外で《敏捷なこそ泥、ラガバン》があまり使われなくなるほど環境からタフネス1を駆逐する働きをかなりの数成し遂げています。
以上の公式声明文の一文、「タフネス1」を駆逐する働きを成し遂げる??環境が歪んでいるって事なのになぜ偉業の様に仰るのか。
レガシーで《レンと六番》を禁止にした時のタフ1に対する扱いと完全に逆である。
また捉え方ではもう完全に《敏捷なこそ泥、ラガバン》の禁止の線は消えたとも?
《一つの指輪》対策で《ウルザの物語》から《機能不全ダニ》が持ってこられるのを間違いなく何度も見かけており
せ、せやな…これは全く持って適正な構築とプレイングですが…逆に言うと《ウルザの物語》も許されるといった事でしょうかね。
色々と苦しそうな文章が気になったのでピックアップしました、まぁ来年「モダンホライゾン3」が出るのでそこでモダンは再び大きな変動を迎えそうですからね。
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